※シーズンやエピソードのネタバレがありますのでご注意ください。
平和なアレクサンドリアの生活から一変、シーズン7開始当初はニーガンに地獄を見せられ、心がポッキリと折れてしまった感が否めないリックたち。
シーズン前半はリックの仲間に対する気持ち、それぞれの仲間たちの心情、揺れるアレクサンドリアなどが描かれていました。エピソード8では“仲間が殺されないためにニーガンに従う”ことから、人間らしい(自分たちらしい)生き方を選択しヒルトップに向かうところで終っていましたね。ダリルとの再会では涙腺が緩みまくりました。
そして待望のエピソード9!
ゲイブリエルに何が起こったのか?
序盤はエピソード8のエンドシーン、ゲイブリエルから始まります。見張りをしていたゲイブリエルですが、何を思ったか倉庫の食料などを車に積み込みアレクサンドリアを後にします。いったい彼に何が…。
ヒルトップの協力を求めるリック
次にヒルトップの屋敷でグレゴリーとリックたちが共闘についての話し合い。ですが、なかなか首を縦に振りません。リックとニーガンの争いに自分たちは関係ないとのこと。恐怖支配の平和でも維持していきたいグレゴリー、住民や仲間が殺される中での偽りの平和なら戦いを選ぶリックたちと相容れず話は終ってしまいます。しかし屋敷を出る彼らを待っていたのは…。
余談ですが、このドラマでグレゴリーが出てくると“24”のメイスン役との違いにいつもニヤニヤしてしまいます。当然といえばそうなんですが。
エゼキエル王に謁見!
続いて一向はジーザスに連れられて王国に。ここでモーガンと再会し、キャロルの無事を確認します。ですがモーガンはエイブラハムとグレンの死を知らされ絶句。リックはヒルトップと同じく王国にも協力を要請します。住民たちは救世主との取引を知らないが、これまでの生活を維持していくための戦いの中でエゼキエルは住民に多大な負担を強いてしまっていることをリックに伝えます。ヒルトップに比べると武器・物資・人が豊富な王国ですがエゼキエルの答えははたして?
ダリルを捜しにサイモンたちがアレクサンドリアに!
救世主に捕らわれていたダリルを捜しにサイモンたちがアレクサンドリアに来ます。彼らのダリル捜しに付き合わされるリックですが、倉庫の食料など物品が無くなっていることに気づく。行方がわからないゲイブリエルと物品が無くなったことから、ロジータは彼が逃亡したと話しますが、リックは何か理由があると感じ、サイモンが帰ったあとゲイブリエルの捜索を始める。
ラストのリックの不適な笑みはいったい…
ゲイブリエルを捜すリックたちは謎の集団に遭遇します。ここでエピソード終了!だが、最後のリックの笑みは何を表すのか?エピソード10が待ちきれませんね!
今回のエピソードはコミュニティのリーダーたちの考えがなんとなくわかって面白いです。やはり、救世主の絶対的な恐怖というものは絶大で人を縛り付けるものであるということ。この地獄のような世界でリーダーが住民と生存していくのがいかに困難と責任を伴うことなのかということが印象的でした!